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【フェムテックプレス編集部】
2023年9月のフェムテック・フェムケアに関する
プレスリリースを集計・業界動向を調査

フェムテックプレス編集部

2023.10.13 16:00

2023年9月のフェムテック・フェムケアの掲載数は118本。先月より27本増。
カテゴリ別月間掲載数は、「アイテム」「イベント」「経営情報」、登録キーワードは「ヘルスケア」「更年期」「妊活」が目立ちました。

フェムテック専門のプレスリリース&企業情報サイト「フェムテックプレス」では、2023年9月に掲載したフェムテック・フェムケアについてのプレスリリースを集計。掲載総数やカテゴリ掲載数、注目キーワード、アクセス数ランキングを中心に、国内の参入企業の現状や動向について調査結果をまとめました。

■集計概要
プレスリリース配信サービス5社から、フェムテック・フェムケアに関するプレスリリースを選択し掲載。掲載プレスリリース数を集計。
集計期間:9月1日~9月30日
掲載プレス元:PR TIMES/@Press/バリュープレス/共同通信PRwire/ドリームニュース/Femtech Press(フェムテックプレス)への直接掲載依頼分

フェムテック・フェムケアの掲載数118本。先月より27本増。

2023年9月に掲載したフェムテック・フェムケアに関連するプレスリリース数は118本。先月より27本増加しました。10/5~10/7に行われた「Femtech Tokyo」関連の配信や、その他フェムテックイベントのプレスリリースが多かったため記事数が増加したと考えられます。

プレスリリースに紐づけされた「登録キーワード」から検証。
「ヘルスケア」を中心に「更年期」「妊活」などのワードが上昇。

※1位フェムテック/femtech、2位フェムケアは除外しています。

キーワードの登録数をみると、「ヘルスケア」を中心に「更年期」「妊活」が上位にあり、次いで、「健康」「美容」「月経」などのワードも目立ちました。
今回はフェムテックイベントに出展する企業のプレスリリースが多かったため、女性の健康に関するワードが上位を占めたのかもしれません。

プレスリリースに紐づけされた「カテゴリ」から検証。
先月と比べて「アイテム」「イベント」「経営情報」が増加。

8月と比較して、カテゴリのなかでは「アイテム」「イベント」「健康経営」のプレスリリース数が伸びました。特に今回はイベント関連のプレスリリースが多くを占めました。東京ビッグサイトで行われた「Femtech Tokyo」や別のフェムテックイベント、セミナーなど、様々な場所でフェムテックイベントが活発化しているようでした。

プレスリリースの「アクセス数」から検証。
『吸水ショーツが臭い?!やめた?!そんな方におすすめの吸水ショーツ』記事がトップに。

【アクセスランキング】
■1位:アイテム
吸水ショーツが臭い?!やめた?!そんな方におすすめの吸水ショーツ
https://femtechpress.jp/11927/

■2位:アイテム
\女子芸大生がプロデュース/ 「“女の子の未来を守る”プロジェクト」が1月25日より 中西ゴム工業(株)とコラボで新商品の販売を開始!
https://femtechpress.jp/7758/

■3位:サービス
服を着たまま、座るだけ。話題のフェムテック機器「高密度焦点式電磁チェア」で健康寿命に重要な“骨盤底筋群”を鍛えるサロン『MEBRACE.(ミーブレース)』が4月6日、表参道にOPEN
https://femtechpress.jp/9445/

■4位:経営情報
女性の育休取得率100% 新米パパママプロジェクトの効果~育休取得率が飛躍的に成長~
https://femtechpress.jp/11207/

■5位:アイテム
膣洗浄液を超えた再生医療に基づいた“膣美容液”「LYL BEAUTY GEL」の販売を開始
https://femtechpress.jp/11683/

フェムテックプレス 9月を振り返って

今年の6月、政府により閣議決定された「こども未来戦略方針」。次元の異なる少子化対策の実現のために、今後3年間に取り組む「加速化プラン」として、年間3.5兆円を投じると発表がありました。
9月に厚生労働省が発表した「人口動態統計(各定数)」では、2022年に生まれた子どもの数は、77万759人と1899年の統計開始以来、最低の数字に。合計特殊出生率※1は1.26と、こちらも過去最低となっています。

少子化の加速が止まらないなか、微調ながらも年々伸長しているのが「ベビー用品・関連サービス市場」です。
フェムテックプレスでは、9月28日コズレ子育てマーケティング研究所が発表した、子育て用品・サービス市場『2023年度下期トレンド予測レポート』を掲載しました。
妊活中の女性、妊婦さん、乳幼児(~3歳ごろまで)を育てるママパパを念頭に、彼らの今の思考、消費・行動様式を整理することから、2023年度下期に流行するであろう商品やサービスを、「衣」「食」「住」「遊」「金」「健」「美」「技」「職」「経」と独自の10の視点から、各々予測しています。

コロナ禍における在宅ワークの普及に伴う男性の育児参加の増加、また男性の育休取得率が17.13%※2と過去最高になるものの、共働き世帯も増加していることから、まだまだ仕事と育児を両立している女性が多いのが現状。
育児の負担軽減を図るベビーテック商品、幼児の健康や食の安心・安全への意識の高まりなどによる市場成長が要因であると考えられます。

※1:1人の女性が生涯に産む見込みの子どもの数を示す。
※2:令和4年度 雇用均等基本調査/厚生労働省

出典:「子育て用品・サービス市場 2023年度下期トレンド予測レポート(株式会社コズレ)」
https://cozre.co.jp/blog/10396
(子育てマーケティング研究所 http://www.cozre.co.jp/blog/)
(cozre[コズレ]マガジン http://feature.cozre.jp/)

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