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高知大学医学部で寄附講座「デジタルヘルス学講座」を開講

株式会社ネクイノ

2024.04.25 10:00

〜オンライン診療を中心としたデジタルヘルス領域の研究〜

オンライン・ピル処方サービス「スマルナ(※1)」を運営する株式会社ネクイノ(大阪市北区、代表取締役:石井 健一 、以下ネクイノ)は、国立大学法人高知大学医学部(高知県南国市、以下高知大学医学部)と連携し、2024年4月から寄附講座「デジタルヘルス学講座」を開講することをお知らせいたします。

寄附講座開講の背景と目的

 近年、医療技術の進歩とデジタル化の進展により、オンライン診療の重要性が高まっています。一方で、伝統的な対面診療は医療の基盤であり、患者と医師の直接的な対話や身体的な検査を可能にしています。オンライン診察プラットフォームを提供する当社としても、医療のデジタル化が進む中、これに伴う安全性の確保は不可欠だと考えており、対面診療と同様にオンライン診療でも安心して医療サービスを受けられる環境を提供することが求められています。

 本寄附講座では、菅沼成文教授(医療学/予防医学・地域医療学分野)をはじめとする高知大学医学部がかつてより取り組んできたテーマでもあるオンライン診療を中心に、これまで疾患別で行われてきたデジタルヘルスの研究を横断的に行います。生涯型電子カルテ(PHR:Personal Health Record)による情報流通の増加傾向を背景に、新たな医療体験の構築を推進するべく、疫学やデータ統合、データ可視化技術等を活用し、予防医療や受療行動、医療の分析評価に関する研究を展開するとともに、最新の研究成果や臨床経験に基づき、オンライン診療と対面診療における両者の安全性についての議論を行うなど、デジタルヘルスの知見を集約し、適切なエビデンスを構築するための研究・教育を行います。

 当社は、医療分野におけるイノベーションと安全性の確保を支援することにより、一人ひとりのニーズに沿って個別化された効果的な医療サービスの提供をはじめ、今後の医療システムの発展に貢献することを期待しています。

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情報提供元:PR TIMES

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