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【フェムテックプレス編集部】 2023年7月のフェムテック・フェムケアに関する プレスリリースを集計・業界動向を調査
フェムテックプレス編集部
2023.08.10 16:00
2023年7月のフェムテック・フェムケアの掲載数は89件。先月より4本増。
カテゴリ別月間掲載数は「経営情報」、「サービス」、「アンケート調査」、「キャンペーン」、登録キーワードは「ヘルスケア」「美容」「健康経営」が目立ちました。
フェムテック専門のプレスリリース&企業情報サイト「フェムテックプレス」では、2023年7月に掲載したフェムテック・フェムケアについてのプレスリリースを集計。掲載総数やカテゴリ掲載数、注目キーワード、アクセス数ランキングを中心に、国内の参入企業の現状や動向について調査結果をまとめました。
■集計概要
プレスリリース配信サービス5社から、フェムテック・フェムケアに関するプレスリリースを選択し掲載。掲載プレスリリース数を集計。
集計期間:7月1日~7月31日
掲載プレス元:PR TIMES/@Press/バリュープレス/共同通信PRwire/ドリームニュース/Femtech Press(フェムテックプレス)への直接掲載依頼分
フェムテック・フェムケアの掲載数は89件。先月より4本増。
2023年7月に掲載したフェムテック・フェムケアに関連するプレスリリース数は89件。先月より4本増加しました。大きな変動はなく落ち着いた月となりました。
プレスリリースに紐づけされた「登録キーワード」から検証。
「ヘルスケア」を中心に「美容」「健康経営」などのワードが上昇。
キーワードの登録数をみると、「ヘルスケア」を中心に「美容」「健康経営」が上位にあり、「吸水ショーツ」「デリケートゾーンケア」「PMS」など女性ならではの悩みに関するワードも目立ちました。女性の社会進出が進む中、誰もが働きやすい環境をつくる企業が増加し、「みんなで助け合う」ことが当たり前になってきています。働く女性を支えるための制度やアイテムが充実してきたと言えるでしょう。
プレスリリースに紐づけされた「カテゴリ」から検証。
先月と比べて「経営情報」「アンケート調査」「サービス」「キャンペーン」が増加。
6月と比較して、カテゴリのなかでは「経営情報」「サービス」の掲載数が増え、ついで、「アンケート調査」や「キャンペーン」のプレスリリース数が伸びました。今回は特に経営情報関連のプレスリリースが多く、女性の健康をサポートするサービスの導入が増加してきたことが分かります。
プレスリリースの「アクセス数」から検証。
「女性の育休取得率100% 新米パパママプロジェクトの効果~育休取得率が飛躍的に成長~」記事がトップに。
【アクセスランキング】
■1位:経営情報
女性の育休取得率100% 新米パパママプロジェクトの効果~育休取得率が飛躍的に成長~
https://femtechpress.jp/11207/
■2位:ショップ
【NEW OPEN】すべての女性のためのフェムテック・フェムケア専門店【ICHI BUNNO ICHI】が神保町にオープン!!
https://femtechpress.jp/11244/
■3位:経営情報
<新発想>膣経由のブースター美容液「Beauty Charge -Femcare-」を「KNOW YOUR ORIGIN」がローンチ。公式サイトにて予約販売を開始
https://femtechpress.jp/9790/
■4位:アイテム
膣洗浄液を超えた再生医療に基づいた“膣美容液”「LYL BEAUTY GEL」の販売を開始
https://femtechpress.jp/11683/
■5位:サービス
服を着たまま、座るだけ。話題のフェムテック機器「高密度焦点式電磁チェア」で健康寿命に重要な“骨盤底筋群”を鍛えるサロン『MEBRACE.(ミーブレース)』が4月6日、表参道にOPEN
https://femtechpress.jp/9445/
フェムテックプレス 7月を振り返って
改めて「フェムテック」とは、生理、妊娠、更年期など、女性特有の健康課題を解決するためのテクノロジーを用いたプロダクト・サービスのことを指します。テクノロジーを活かしたサービスのなかでも、ここ数年で目立っているのが「デジタルヘルスケアアプリ」です。
デジタルヘルスケアアプリは、これまで生理、妊娠、不妊、更年期障害といったカテゴリを中心に開発が進んできました。
7月にフェムテックプレスで掲載した記事では、これらのカテゴリ以上にタブー視されてきた「性生活」、「性感染症」といったカテゴリのアプリが登場。女性たちがこれまで誰にも相談できずにいた悩みが、より顕著化していることが分かりました。
とくに「性生活」や「性」においては、「夫婦のセックスレス」をテーマにしたテレビドラマ(今年4月~6月)の反響の大きさからも、うかがい知ることができます。
またさかのぼること3月には、モデル・俳優の水原希子さんをビジュアルに起用し、「性を楽しむ。女性であることを楽しむ。私の人生を豊かにできるのは、私だ。」というメッセージで新聞を飾った、女性向けセルフプレジャーアイテムブランド「iroha」の広告も大きな話題となりました。
悩みを当事者同士で共有したり、専門医に相談したり、体調管理を記録したりするなど、様々な機能を有したデジタルヘルスケアアプリ。
すべての人の性と生き方「SRHR」(性と生殖に関する健康と権利)をサポートするアプリは、今後どんなカテゴリが登場し、どこまで課題や問題に寄り添い、解決してくれるのか。その開発背景やサービス内容に注目していきたいと思います。
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