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「はじめての生理ボックス」を児童養護施設に寄付し、実際に着用していただきました

チーカス株式会社

2023.08.18 12:35

● 1.「はじめての生理ボックス」とは

● 2.「はじめての生理ボックス」を寄付することになった経緯

● 3.「はじめての生理ボックス-TAKE CARE WITH PEANUTS」

● 4.これからのわたしたちの活動


はじめまして。チーカス株式会社と申します。私たちは女性用下着を中心に企画・製造・販売まで行っています。(https://www.chiecas.com/)
1972年に創業してから50年以上「女性の悩み」を解決するために真摯に商品と向き合ってきました。女性が大人になる成長の過程で経験する"生理"そのものを見つめ直し、はじめて生理を迎える親子に寄り添った「はじめての生理ボックス」を日本ではじめて発売しました。

1.はじめての生理ボックスとは

「生理の話をするのは恥ずかしい」「生理は憂鬱」とネガティブなイメージが想起されがちな生理。だけど、本来は恥ずかしいものでも、隠されるものでもないはず。
私たちは生理について考えることは、自分の身体に向き合うこと、そして自分を大切にすることに繋がると考えています。

「はじめての生理ボックス」

2020年、弊社は「はじめての生理ボックス」をリリースしました。
着想のきっかけとなったのは、フィンランドの政府が子どもが生まれてくる家庭に必要な育児用品を送る「ベビーボックス」という取組みです。
かわいらしいデザインで、子どもが生まれてくるまでのワクワク感を、まるでアドベントカレンダーのように盛り上げてくれるこのアイディアに魅力を感じ、憂鬱に感じられる初潮のときにも、同じようなことができないかと考えたのがきっかけです。
私たちは2021年に、この「はじめての生理ボックス」をもっと広く知ってもらい、生理について親子で話すきっかけにして欲しいと思い、クラウドファンディングに挑戦しました。

ご支援いただいた方からは、「なかなか切り出しづらい生理の話をするきっかけになった」「子どもが急に生理になっても、この”生理ボックス”があると思うと安心して親子で一緒に心の準備をすることができた」など嬉しい声をたくさんいただきました。

2.「はじめての生理ボックス」を寄付することになった経緯

弊社の代表である堀田陽子は、児童養護施設で育った夫から施設に通っていた当時の様子をよく聞いていました。
施設の中では、毎月決められたお小遣いの中で自分の生活をやりくりしなくてはならないため「生活用品が支給されることは、子どもたちにとって自由に使えるお金が増えることになる」と夫から話を聞いていたそうです。
当時、地域や企業からさまざまな支援をいただき、大相撲大阪場所の観戦に連れて行ってもらったことなどを鮮明に覚えている夫が、今でもそれらの体験に感謝している様子を側で見てきました。幼少期の体験や、生活品が寄付された記憶が大人になっても残っている姿を見て、堀田自身も「下着メーカーの代表として、自分に支援できることがあるのでは?」と考えておりました。
そしてこの度、児童養護施設に生活必需品である下着を寄付し、利用者の方々に実際に着用していただくことになりました。

3.施設の方からいただいた感想

このたび各児童養護施設の方に当社商品「はじめての生理ボックス」を実際にご着用いただき、感想をいただきました。

ご着用者全員のお声は記載できないのですが、そのうちの一部を紹介します。

はじめて吸水ショーツを着用いただいた小学生6年生は、特にデザインを気に入ってくれたようで、「漏れなくて良かった」とのお声をアンケートよりいただいています。(長久手市施設)

また別の施設の、まだ生理が始まっていない小学生6年生は、「最初は照れながら受け取っていたものの、カラフルでかわいらしいデザインを見て『これでいつ生理が始まっても安心だから大切に仕舞っておく』と言って喜んでいた」と施設の方よりお声をいただきました。(名古屋市施設)

実際にご着用いただいた声

4.これからのわたしたちの活動

8月5日よりCAMP FIREにて「はじめての生理ボックス」のクラウドファンディングを開始いたしました。

https://camp-fire.jp/projects/689692/preview?token=3lw7v82i&utm_campaign=cp_po_share_c_msg_mypage_projects_show

少しでも多くの方、必要としている方に、この「はじめての生理ボックス」が届けられたらと思っています。今回から、リターン品として自身での購入に加えて、児童養護施設への寄付という項目を設けました。

私たちのあたらしい挑戦ははじまったばかりです。

また、こちらでも活動の報告をさせていただけたらと思いますので、ぜひ続けてお読みいただけたらうれしいです!

よかったら、応援よろしくお願いします。

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