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亜麻仁油や魚油に含まれるネルボン酸の乳がんへの抗がん作用を発見 既存の薬剤が効かない乳がん患者に対する新たな治療薬開発に期待

学校法人近畿大学

2025.04.01 00:10

近畿大学農学部(奈良県奈良市)食品栄養学科教授 伊藤龍生らの研究グループは、近畿大学病院(大阪府大阪狭山市)との共同研究により、亜麻仁(あまに)油の種子や魚油に含まれる脂肪酸である「ネルボン酸」が、難治性乳がんに対して抗がん作用を示すことを明らかにしました。
本研究成果により、ホルモン製剤、分子標的薬、抗がん剤など、既存の薬剤が効きにくい乳がん患者に対して、新しい治療薬の開発が期待されるとともに、食事からネルボン酸を摂取することにより乳がんを予防できる可能性も示唆されました。
本件に関する論文が、令和7年(2025年)4月1日(火)AM0:00(日本時間)に、日本油化学会が発行する、脂質や油に関する専門誌である"Journal of Oleo Science(ジャーナル オブ オレオ サイエンス)"にオンライン掲載されました。

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情報提供元:@Press

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