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【フェムテックプレス編集部】
2023年3月1週目のフェムテック・フェムケアに関するプレスリリースを集計・調査。

フェムテックプレス編集部

2023.03.15 16:00

フェムテック・フェムケアの掲載数は、1週間で45本と先週より8本増。
カテゴリでは「アイテム」「サービス」「イベント」、登録キーワードでは先週に引き続き「国際女性デー」が目立ちました。

フェムテック専門のプレスリリース&企業情報サイト「フェムテックプレス」では、2023年3月4日~3月10日に掲載したフェムテック・フェムケアについてのプレスリリースを集計。掲載数、注目キーワードを中心に、調査結果をまとめました。

■集計概要
プレスリリース配信サービス5社から、フェムテック・フェムケアに関するプレスリリースを選択し掲載。掲載プレスリリース数を集計。
集計期間:3月4日~3月10日
掲載プレス元:PR TIMES/@Press/バリュープレス/共同通信PRwire/ドリームニュース/Femtech Press(フェムテックプレス)への直接掲載依頼分

今週のフェムテック・フェムケアに関するリリースは全部で45本。先週より8本増でした。
登録キーワードを見ると、3月8日「国際女性デー」に関連するリリースは先週より12本増の24本とさらに目立ちました。

プレスリリースで注目した記事は、国際女性デーを迎えるにあたり、改めて「フェムテック」について考えるきっかけをつくった「carefull(ケアフル)」です。
企業がフェムテックを導入しない理由の1位は「よく知らないから」という調査レポートを発表した株式会社nanoniは、国内初のフェムテック福利厚生プラットフォームサービス「carefull(ケアフル)」を提供しています。
経済産業省令和4年度フェムテック等サポートサービス実証事業の一貫として、450の企業に対し「フェムテック利用動向調査」を実施したところ、「健康経営銘柄」、「なでしこ銘柄」といった国から認定を受けた企業であっても、女性の健康課題を経営上の課題として認識していない企業があることも浮き彫りに。
「フェムテック」に関する関心は高い一方で、導入検討に否定的であった企業からは「そもそもフェムテックをよく知らない」、「不明」との回答が目立ち、フェムテックに関する理解不足が導入検討の大きな阻害要因であることが判明したと述べています。

2020年に「フェムテック元年」と言われてから早3年。さまざまなサービスやアイテムなどが登場し、市場・産業として機運が高まっているようにみえているものの、企業がフェムテックを導入し、女性活躍推進や健康経営に活かすためには、まずは女性の健康課題の把握・実態の認知、「フェムテック」という言葉だけではなく、その背景を理解することが改めて必要なように感じました。

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