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【フェムテックプレス編集部】 2024年3月2週目のフェムテック・フェムケアに関する プレスリリースを集計・調査。
フェムテックプレス編集部
2024.03.21 16:00
フェムテック・フェムケアの掲載数は、1週間で75本と先週より44本減でした。
カテゴリ別では、「経営情報」が20本、「イベント」が14本、「アイテム」と「その他」は9本。登録キーワードは、先週に引き続き、3月8日の「国際女性デー」に関連する情報が33本ともっとも多く、続いて「ヘルスケア」が16本、「健康経営」が13本でした。
フェムテック専門のプレスリリース&企業情報サイト「フェムテックプレス」では、2024年3月9日~3月15日に掲載したフェムテック・フェムケアについてのプレスリリースを集計。掲載数、注目キーワードを中心に、調査結果をまとめました。
■集計概要
プレスリリース配信サービス5社から、フェムテック・フェムケアに関するプレスリリースを選択し掲載。掲載プレスリリース数を集計。
集計期間:2024年3月9日~3月15日
掲載プレス元:PR TIMES/@Press/バリュープレス/共同通信PRwire/ドリームニュース/Femtech Press(フェムテックプレス)への直接掲載依頼分
今週のフェムテック・フェムケアに関するプレスリリースは全部で75本。先週より44本減でした。カテゴリは「経営情報」「イベント」「アイテム」、登録キーワードは、「国際女性デー」「ヘルスケア」「健康経営」が目立ちました。
今週はカテゴリでもっとも多かった「経営情報」のなかから、ナイル株式会社の『産育休の前に取得できる「妊休」制度を開始。法定休業でカバーできない妊娠前後を支援』についてご紹介します。
https://femtechpress.jp/17770/
2022年4月の育児・介護休業法の改正により、育休を取得しやすい雇用環境の整備がされてきた一方で、①妊娠による体調変化への対応や不妊治療と仕事の両立の難しさ、②産休・育休中の仕事の引継ぎにより、誰かの負担が増えるといった、隠れた2つの課題が見えてきました。
そこで、これら2つの課題に対応するため、①は不妊治療やつわり、妊娠中のパートナーの通院付き添い等に使える特別休暇「妊休制度」「出産サポート休暇制度」、②はメンバー休業時のチームメンバーには「さんきゅうインセンティブ制度」で特別賞与を支給する、という独自の制度を導入。
産育休取得者の精神的な負担を軽減し、安心して休業に入ってもらいやすくし、サポート側も快く休業に送り出せる環境づくりを目指しています。
厚生労働省が発表した「人口動態統計速報」(令和5年12月分)によると、2023年の出生数は、昨年より4万1,097人マイナスの75万8,631人。8年連続の減少で、過去最少と少子化のスピードが一段と速まったことがわかりました。
社員一人ひとりが仕事で思い切り挑戦するために、ライフイベントのサポート環境を整備してきたナイル株式会社。同社のように、社員が妊娠・出産で職務から離脱することを申し訳なく思わず、安心して復職できる環境を整える企業が増えていくことが、結果、出生数増加につながっていくのではないかと推察します。
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