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【矢野経済研究所プレスリリース】フェムテック(女性関連ヘルスケア・医療)市場に関する調査を実施(2022年)2021年度のフェムテック(女性関連ヘルスケア・医療)市場規模は74億円

株式会社矢野経済研究所

2022.10.20 13:00

株式会社矢野経済研究所(代表取締役社長:水越孝)は、国内のフェムテック(女性関連ヘルスケア・医療)市場を調査し、参入企業の動向、および将来展望を明らかにした。

1.市場概況

女性の健康やライフスタイルの悩みに応えるサービスや製品のことを“フェムテック”(FemTech:femaleとtechnologyを掛け合わせた造語)としてキーワード化されており、関連市場が活況となってきている。

日本においても女性の社会進出や晩婚化を背景に、女性の健康に関連する事柄がタブー視される状況や女性にとって快くない状態を変え、QOLの向上をサポートする製品・サービスがベンチャーを中心に展開されていた。2021年に入り、日本でも大手企業の参入や、政府の女性活躍推進の後押し、SDGsへの関心の高まりなどを背景にフェムテックというキーワードは認知拡大し、女性従業員関連の福利厚生制度を以前より手厚くするなどの企業の取り組みも散見されるようになってきており、日本における市場の活性化が進みつつある。

フェムテックがサポートする分野は多岐にわたるが、大分類としては月経・PMS関連、不妊・妊孕(にんよう)性関連、妊娠・出産、更年期障害など、ライフステージにかかわるものから、セクシャルウェルネス※、女性特有の疾患(乳がん・子宮がん)関連など、ライフステージにかかわらず課題とされる分野が含まれる。
※「性の健康」のこと。性に関して精神的、身体的、社会的にも健康である状態を指す。

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情報提供元:ドリームニュース

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