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【フェムテックプレス編集部】 2023年3月のフェムテック・フェムケアに関するプレスリリースを集計・業界動向を調査。
フェムテックプレス編集部
2023.04.10 16:00
2023年3月のフェムテック・フェムケアの掲載数は、先月比約130%増の142件。
カテゴリは「アイテム」「経営情報」、登録キーワードは「国際女性デー」関連が多く、記事注目度は1・2月から引き続き「“女の子の未来を守る”プロジェクト」が依然と高い結果に。
フェムテック専門のプレスリリース&企業情報サイト「フェムテックプレス」では、2023年3月に掲載したフェムテック・フェムケアについてのプレスリリースを集計。掲載総数やカテゴリ掲載数、注目キーワード、アクセス数ランキングを中心に、国内の参入企業の現状や動向について調査結果をまとめました。
■集計概要
プレスリリース配信サービス5社から、フェムテック・フェムケアに関するプレスリリースを選択し掲載。掲載プレスリリース数を集計。
集計期間:3月1日~3月31日
掲載プレス元:PR TIMES/@Press/バリュープレス/共同通信PRwire/ドリームニュース/Femtech Press(フェムテックプレス)への直接掲載依頼分
フェムテック・フェムケアの掲載数は、先月比約130%増の142件。
2023年3月に掲載したフェムテック・フェムケアに関連するプレスリリース数は、2月と比較して約130%増の142件でした。また1月から3月の月ごとの数字を見ても毎月伸び続け、1月と3月では約2倍に伸びていました。さらに昨年3月の126件と比較しても、微増ながら掲載件数が伸びていることがわかりました。
プレスリリースに紐づけされた「登録キーワード」から検証。
「国際女性デー」を筆頭に、「健康」「生理」「女性活躍」が引き続き人気。
※1位フェムテック/femtech、2位フェムケアは除外しています。
キーワードの登録数をみると、3月8日の「女性国際デー」に向けて、3月1日から8日の8日間に39本の関連記事の配信がありました。
次いで多かった「健康」、「生理」、「デリケートゾーンケア」、「女性活躍」といったワードからは、女性のエンパワーメントとジェンダー平等社会の実現を考える「女性国際デー」と切り離せない「女性特有の健康課題」や「女性活躍」への理解促進、また「性差への理解の必要性」について、企業が自社の取り組みを発信する象徴的な日としてとらえていることが見えてきました。
プレスリリースに紐づけされた「カテゴリ」から検証。
「経営情報」が2倍強と大幅増に。
2月と比較して、カテゴリのなかでは「経営情報」が2倍強と掲載数を伸ばしています。
「健康経営優良法人2023」認定をはじめ、スタートアップ支援事業、フェムテック新規事業立ち上げ、チャリティ団体への支援、受賞報告など多岐に渡りました。また「アイテム」は、登録キーワード上位の「デリケートゾーンケア」や「月経吸水ショーツ」を中心に、国際女性デー向けのギフトセットなどが登場していました。
プレスリリースの「アクセス数」から検証。
3ヵ月連続「女子芸大生の卒業プロジェクト」が閲覧数トップに。
【アクセス数ランキング】
■1位:アイテム
\女子芸大生がプロデュース/
「“女の子の未来を守る”プロジェクト」が1月25日より 中西ゴム工業(株)とコラボで新商品の販売を開始!
https://femtechpress.jp/7758/
■2位:経営情報
3月8日国際女性デー|VCのDG Daiwa Ventures、投資先企業の女性経営者比率3割以上を達成
経済産業省フェムテック等サポートサービス実証事業として450社を対象に実施
https://femtechpress.jp/8977/
■3位:特集
【フェムテックプレス編集部】
食べるよもぎ蒸しサロン「YOMO代官山」で温活を体験!
https://femtechpress.jp/8845/
■4位:アイテム
フェムケアブランド“femtone”(フェムトーン)誕生
プレ更年期・更年期世代のデリケートゾーンケア製品新発売
https://femtechpress.jp/9275/
■5位;イベント
デリケートゾーンのスキンケアブランド『newnuance (ニューニュアンス)』3/8 (⽔)〜17 (⾦)阪急うめだ本店ポップアップイベントに登場!
https://femtechpress.jp/8896/
フェムテックプレス 3月を振り返って
3月は「国際女性デー」に関する記事が多く、掲載数142件中39件と約3割が関連記事でした。
国際女性デーは、女性への称賛の想いを込めて花束や贈り物を渡す習慣や、女性の政治・経済・社会への参加を推進し、差別の撤廃や公平かつ平等な環境づくりを呼びかける啓発の日でもあります。この日に合わせ世界中では、様々なイベントが開催されます。「ジェンダー・ギャップ指数2022」(世界経済フォーラム)において、日本の順位は146ヵ国中116位(前回は156ヵ国中120位)と、先進国の中で最低レベル、アジア諸国の中で韓国や中国、ASEAN諸国より低い結果となりました。女性活躍・男女共同参画の取り組みについては、企業としても積極的に取り組むべき課題の一つと言えます。女性の健康課題をテクノロジーやアイテムで解決・サポートする「フェムテック」の登場を、ただの流行ととらえるのか、女性が抱える「健康課題」や「女性活躍」の解決に活用していくのか。誰もが働きやすい職場環境について考える日になることを期待したいです。
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