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【フェムテックプレス編集部】
2023年4月1週目のフェムテック・フェムケアに関する
プレスリリースを集計・調査。

フェムテックプレス編集部

2023.04.12 16:00

フェムテック・フェムケアの掲載数は、1週間で32本と先週より14本増。
カテゴリ別では「経営情報」が7本、「イベント」が5本、「アイテム」が4本。
登録キーワードは「生理」「生理用品」が4本でした。

フェムテック専門のプレスリリース&企業情報サイト「フェムテックプレス」では、2023年4月1日~4月7日に掲載したフェムテック・フェムケアについてのプレスリリースを集計。掲載数、注目キーワードを中心に、調査結果をまとめました。

■集計概要
プレスリリース配信サービス5社から、フェムテック・フェムケアに関するプレスリリースを選択し掲載。掲載プレスリリース数を集計。
集計期間:4月1日~4月7日
掲載プレス元:PR TIMES/@Press/バリュープレス/共同通信PRwire/ドリームニュース/Femtech Press(フェムテックプレス)への直接掲載依頼分

今週のフェムテック・フェムケアに関するリリースは全部で32本。先週より14本増でした。
カテゴリでは「経営情報」「イベント」「アイテム」、登録キーワードは「生理」「生理用品」が目立ちました。経営情報と生理・生理用品の関連性から見ると、女性特有の健康課題解決、QOL向上、女性のパフォーマンス向上など、「健康経営促進」にフェムテックを導入する企業が増えていることがわかりました。

今週の注目記事は、健康経営を実現するために不可欠な福利厚生についてのアンケート調査と自社取り組みについてご紹介します。

株式会社宝島社のフェムテック・フェムケア啓発プロジェクト「もっと話そう! Hello Femtech(ハローフェムテック)」では、10~70代の読者3349名(女性3054名、男性289名、その他6名)を対象に「フェムテックに関する意識調査」を実施。
フェムテックに関する福利厚生を導入する企業も徐々に増えていることから、「フェムテックに関する福利厚生があることを知っているか」という質問に対して「いいえ」という回答が86.4%と認知度が低い一方、「フェムテックに関する福利厚生を充実させてほしい」と回答した人は93.2%と高く、必要性の高さが顕著に表れていることがわかりました。
また、アンケート結果の自由回答では、会社の福利厚生をそもそも知らない、上司に生理を申告してまで無給(生理休暇)で休まないといった声があがっていました。

福利厚生や独自の有給制度を設けているのが、株式会社ALL CONNECT(オールコネクト)です。共働き率全国1位※の福井県。そのなかでも女性管理職比率が約3割と高く、女性リーダーの活躍をけん引しています。また、男性の育休取得も年々増加し、年間の休日数を社員が自分で選ぶことができる「年間休日選択制」を導入するなど、「仕事もプライベートも諦めない」ための働き方改革に力を入れています。

経済産業省ヘルスケア産業課「健康経営の推進について」(令和4年6月)によると、就活生および就職を控えた学生を持つ親に対して、健康経営の認知度および就職先に望む勤務条件等についてアンケートを実施した結果、「従業員の健康や働き方への配慮」は就活生・親双方で特に高い回答率に。
また、健康経営度調査を分析すると、健康経営度の高い企業の方が離職率は低い傾向でした。健康経営への取り組みは、就活生とその親が企業を選ぶ上で重要なファクターであると同時に、学生の認知度が向上し、就活生が大幅に増加したり、内定後辞退率が減ったりと、優秀な人材の確保につながっていることがわかりました。

※1 就業構造基本調査2018公表(5年に1度調査)

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