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【国際女性デー】GSIクレオスグループのいずみ、視覚障害を持つ女性の下着選びを支援
一般社団法人日本視覚障がい者美容協会(JBB)
2025.03.25 15:58
下着は女性のエンパワーメントを高めてくれる特別な存在。
それは単なる衣服ではなく、女性の心や身体に様々なパワーを与えてくれるもの 。
適切な下着を選ぶことで、ボディラインが美しく整い、洋服のシルエットも洗練され、好みの色やデザインを身に付けることで、見えない部分から自己肯定感が高まります。
あなたにとって、お気に入りの下着はどんなパワーを与えてくれますか?
商品があっても自由に選べない現状に
株式会社いずみ(Glamour Princess)は、当イベントを企画・共催する一般社団法人日本視覚障がい者美容協会より、視覚障害者は「自由に下着が選べない、センシティブなことなので人に相談できない」との深刻な悩みが あることを聞き、自社の理念でもある、「下着から一人でも多くの人に笑顔で毎日をすごして頂く事を目指します」に基づき、開催を決定、予想を上回る人数が参加。
困っているなら力になりたい
国際女性デーには、世界中で女性の権利を守るための活動が続けられ、 様々な立場の女性が活躍できる時代になりました。その中には視覚障害を持つ女性も。目が不自由なことによる下着選びの困難解決のため、下着メーカーとしては日本で初の試みとなる、障害者への「合理的配慮」の対応研修 +「プロのフィッターによる下着のサイズ採寸&試着会」を国際女性デーに合わせて実施、お互いを知ることで相互理解につなげる。
業界に先駆け「合理的配慮」に取り組み
2024年4月1日より民間事業者にも障害者への「合理的配慮」の提供が義務化されました。多くの企業で、障害者のお客様にも「買い物を楽しんでほしい」という動きが加速する一方で、店舗の担当者は悩みや迷いを感じているケースが多いようです。「どのようにご案内したらよいかわからない、失礼にならないか不安」など、また、視覚障害者からは買い物時に「店員に腕を引っ張られ怖い思いをする、差別的な言葉をかけられることも」という切実な声が。
すべての人に優しい未来を創る
障害者対応を導入することで、社員のダイバーシティ&インクルージョン(D&I)に対する理解が深まり、自分と違う立場の人へのお声掛けや誘導に迷いがなくなり、自信を持ったスマートな対応ができるように。そして、それは障害者だけではなく、高齢者や妊婦、子ども連れの方、すべての人にとって優しいサービスへと進化します。
バリアなく、お互いが笑顔で、自由に選べる喜びを
イベントを通じて参加者からは、「目が見えないと店員を見つけることが難しく、一人で店に入るのは勇気がいるので諦めることも多かった、今回一緒に選んでいただくことができ、初めて盛るタイプのブラを試着したが、とても付け心地が良く気分が上がった」、「目が不自由なことで、店員に驚かれたり、困らせてしまうのではと遠慮してしまうことが多い、事前に対応を知っもらえて、とても安心して相談できた」、「数ある下着の中から自分で選ぶことはできないが、プロに選んでもらい自分にピッタリなお気に入りと出会えた」、「下着は見えない部分だが、こだわりたい」などの声がありました。
改めて、お互いを知ることでバリアがなくなり、下着が全ての女性にパワーを与えてくれることを再認識する結果となりました。
いずみは、「障害で諦めてしまうことを一つでも無くしたい。企業ができることを少しでも広げ、この思いを大きな広がりにつなげたい」とし、次回の予約受付から、試着会に視覚障がい者も募集している点を明記するとしている。
誰でもできる「安心対応」を身近に
「視覚障がい者おもてなしハンドブック」480円(税抜)
急速に進む共生社会のなかで、様々な特性を持ったお客様をお迎えする準備はできていますか? JBBでは視覚障がい者が、実際にこのように対応してもらいたいという手順を、どなたでもご利用いただけるよう、具体的で簡単におまとめしたハンドブックをご用意しております。まずは、ダイバーシティの第一歩として、視覚障がい者をお見かけした時や、お店にいらしたときのお声掛けや誘導にお役立てください。
ハンドブックの詳細はこちら
一般社団法人日本視覚障がい者美容協会(JBB) 代表理事 佐藤優子からのコメント
全ての売り手の方へ
国際女性デーは1975年国連が制定した、女性の権利と世界平和を祝う日。そのような記念日があるということは、女性が一つのマイノリティであったことを意味しています。
日本でもかつては、女性に教育は必要ないと言われた時代もありました。
その頃の女性の職業と言えば「主婦」がほとんど。
それから、国際女性デーをはじめとする、女性のエンパワーメントを高める啓発活動が世界中で続けられ、今では多くの女性が外に出て活躍できる時代になりました。
職業も主婦だけではなく、主婦でありカメラマン、主婦でありネイリスト、主婦であり教員であり、更には趣味でスポーツを嗜むなど。
一人の女性が実に様々な側面を持つ時代になりました。
女性=主婦だった頃はライフスタイルが想像しやすかったものの、現在はあらゆる場面を想像し、それらのニーズを探り、商品・サービスを研ぎ澄まし、応えなければ満足していただけない時代になりました。
売り手にとっては、とてつもなく大変な時代になってきたのではないでしょうか。
更には、SDGsという世界的目標が掲げられ、障害者がどんどん外に出て活躍できる時代に!
一人の女性が職業だけでなく、障害という側面を持っている可能性も。
障害の中には、見た目にわかる障害と、見た目にはわからない障害もあります。
この多様性の社会で、自分と違う立場の人のライフスタイルを知り、一人でも多くのお客様に喜んでいただくために、研修や商品開発のお手伝いなど、お気軽にJBBをご活用下さい。
JBB事務局・お問い合わせ先
e-mail : japanbeautyblind@gmail.com
株式会社いずみ(Glamour Princess)について
『ひとりでも多くの人に笑顔ですごして頂く』を目指し、多くの女性に向き合い、身体のお悩み解消するための下着を開発してきました。 自社ブランドである「Glamor Princess」はブラジャーはB80〜J140まで、ショーツはLL~10Lサイズを展開! 多くのぽっちゃりさんのアンケートや情報収集を活かし御社の商品開発にお役立てできます。デザイン性や機能性のインナー・下着のOEM製品承ります。
事業内容
自社ブランド運営及びOEM・ODM等の多岐に渡る事業を展開しております。 プチ胸さんサイズAAA60〜、ぽっちゃりさん向けJ140までのブラジャーを展開し、ショーツも10Lまでと、どの体型にも対応できる実績とノウハウがあります。大手アパレルメーカーの下着生産の実績から得たノウハウや情報収力、自社ブランド運営でのSNSマーケティング実績を企業様とお客様の信頼関係をサポート致します。
取り扱いブランド
■GlamourPrincess
ぽっちゃりさんに寄り添った幅広いサイズ展開と多種多彩な商品が多数。
ブラ B80~J140 / ショーツ LL~10L
■izumi BODY LABO
“女性をより美しく魅せる”をテーマに女性の悩みに寄り添ったこだわりの下着を展開。
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