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卵子染色体の正常性維持におけるヒストン修飾の新たな役割を解明 ~ヒストン修飾H3K4me3は卵染色体や紡錘体の安定性を制御する

学校法人近畿大学

2025.06.09 14:10

図1 本研究の概要図 本研究に関わる背景と主な実験結果を示す

【ポイント】
①ヒストン修飾(※1)であるH3K4me3(※2)は主に転写活性化に関与する重要な制御機構として広く知られていますが、転写の起きていない卵子の染色体においてH3K4me3が多く存在しており、その機能は不明でした。
②今回の研究により、マウス卵染色体上ではH3K4me3が皮質側に偏在する特殊な局在パターンを示し、卵染色体の正確な分配に関わる紡錘体(※3)の性質に影響を与え、受精後の正常発生にも必要であることを明らかにしました。
③本研究により、遺伝子発現制御や胚発生において中心的役割を担うヒストン修飾の新たな機能を示しました。また、卵子における染色体異常は流産や遺伝子異常へとつながることが知られており、本研究で見つけたH3K4me3の機能との関わりの解明が今後期待されます。

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情報提供元:@Press

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