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【特集インタビュー 小林製薬株式会社様】女性のQOLを守る防災へ。デリケートゾーンケアから考える、企業・自治体ができる「フェムケア備蓄」<02>
フェムテックプレス編集部
2025.09.17 10:00
ビジネスにアイデアをひとさじプラス——。
「フェムテックプレス」では、掲載プレスリリースをきっかけに、業界の注目キーワードを深掘り。企業担当者へのインタビューを通して、フェムテック・フェムケアの現場を紐解いていきます。
Vol.18のキーワードは「フェムケア視点の防災対策」。
【02】正しく知ることが、最初のケアになる。
成長のサインである「おりもの」を、親子や学校でどう伝える?
生理は少しずつオープンに語られるようになってきましたが、「おりもの」はまだ話しにくいと感じる人も少なくありません。けれど実は、腟内を清潔に保ち、体調の変化に気づくきっかけにもなる、大切な“からだからのサイン”です。
そもそも「おりもの」とは? どんな役割があり、どうケアすればいいの?
親子で話すタイミングや、おりものシートの上手な使い方まで、知っているようで知らない「おりもの」の基礎知識と、日常に役立つケアのヒントをお届けします。

【Profile】
小林製薬株式会社
(左から)広報担当 黒岩さん 古川さん
フェムケアプロジェクト 白石さん
サラサーティ ブランドマネージャー 山下さん
【INDEX】
01 “声なき声”に耳を澄まし、“あったらいいな”をカタチに。小林製薬が大切にしてきたもの。
02 正しく知ることが、最初のケアになる。成長のサインである「おりもの」を、親子や学校でどう伝える?
03 “自分のからだ”に合った備えが、いちばんの安心になる。小林製薬と考える「フェムケア視点の災害時のセルフケア」。
04 女性の人生に、もっと寄り添うために。ブランドの垣根を超えて生まれた「フェムケアプロジェクト」。
—— そもそも「おりもの」とは、どのようなものなのでしょうか。
山下さん:
おりものとは、その名の通り、女性のからだから自然とおりてくる(分泌される)粘性のある液体で、子宮や腟からの分泌物や古くなった細胞の老廃物などが含まれています。排卵期を中心に、量や質が日々変化する現象で、ごく自然な事です。

おりものの役割は大きく分けて2つあり、1つ目は腟内環境を整える「自浄作用」、2つ目は精子を守り、子宮内への移動をスムーズにする「受精を助ける」働きがあります。

実は、おりものは生理よりも早い段階——早ければ小学校3〜4年生ごろから分泌が始まります。イベントなどでお話しすると驚かれることも多いのですが、女性の健康にとって非常に大切なものなのです。
—— おりものの変化から、体調の変化に気づくことはあるのでしょうか。
山下さん:
おりものには非常に個人差があります。酸っぱいようなニオイは、腟内の乳酸菌が乳酸を出すことによるもので、健康の証といえる反応です。特に生理前はニオイが強くなる傾向も見られます。
人それぞれに“ふつう”の状態があるため、まずはご自身のおりものの状態を知っておくことが、からだを守る第一歩です。
量の増加や色の変化、かゆみや強いニオイがある場合は、性感染症などの病気のサインであることもあります。

ストレスや疲労が原因になることもありますが、無理をせず、まずはゆっくりからだを休めていただきたいです。
もし、少しでも「いつもと違う」と感じたら、そのままにせず、早めに婦人科へ相談されることをおすすめします。
おりものシートやトイレットペーパーについたおりものの様子を、日々チェックしていただくことが大切です。私たちが制作した「おりものブック」にも、こうした内容を詳しく記載しています。
—— おりものについて、親子や学校で学ぶのはいつごろが適切だと思われますか。
山下さん:
早い方では小学校3〜4年生ごろからおりものが出始めますので、そのタイミングから親子で会話を始められるとよいと思います。
学校の先生方にも、そうした時期に合わせた教育の機会を設けていただけたら嬉しいです。
親御さんの中には「生理の知識はあるけれど、おりもののことはよく分からない」という方も多く、「どうやって子どもに伝えればよいか分からない」という声もよく聞かれます。
実際、おりものには“自浄作用”や“受精の手助け”といった重要な役割があります。
私たちの活動の中でも、「こんなに大切なものだったなんて知らなかった」と気づかれる方がたくさんいらっしゃいます。
また、親御さんがおりものについての正しい知識を持たないまま、お子さまの下着の汚れを見て「ちゃんと拭いたの?」と問い詰めてしまうケースも少なくありません。
思春期の入り口にいるデリケートな時期に、そうした言葉をかけられることで、おりものを“汚いもの”と感じてしまい、隠すようになったり、親子の距離ができてしまうこともあります。
だからこそ、「これはとても大切なもの。恥ずかしいものではなく、自分のからだを守る大事なサインなんだよ」と伝え、ご自身でチェックする習慣を促すことが、未来の健やかな自立につながると信じています。
私たちもそのお手伝いができるよう、これからもPTAのみなさんを通じて小学生のみなさんに「おりものキット」を配布するなど、啓発活動を続けていきたいと考えています。

※参考イメージ
——「おりものシートを使うこと」には、どのようなメリットがあるのでしょうか。
山下さん:
おりものシートには、大きく分けて5つのメリットがあります。
1 清潔を保つ
おりものをそのままにすると、ニオイや雑菌繁殖の原因となることがありますが、こまめに交換することで、デリケートゾーンを清潔に保てます。
特に「サラサーティコットン 100 2枚重ね」は、はがすだけで手間なく取り換えられるため、ポーチを持ち歩きたくない、トイレに行く時間が惜しいくらい忙しいときなどにも便利だとご好評いただいています。
2 体調の変化に気づきやすくなる
おりものはからだのバロメーターです。おりものシートの交換時に確認することで、排卵の兆候や体調の変化を知ることができます。生理前後など量が気になる時期には、大きめサイズの「サラサーティコットン100ワイド&ロング」もおすすめです。
3 ムレやベタつきの軽減
おりものだけでなく汗も吸収するため、ムレ感やベタつきを軽減できます。特に座りっぱなしの仕事中や運動時などに便利です。
4 下着の保護と長持ち
大切な下着を汚れから守るだけでなく、長持ちさせることにもつながります。生理が安定しないティーン世代の“生理前の練習”にも最適です。
5 生理前後や初潮前の“備え”として
生理後の残留経血のケアや、生理周期が安定しないティーン世代、そして初潮前のお子さまの“生理の練習”としても、おりものシートの使用はおすすめです。
—— おすすめの使い分けや活用方法があれば教えてください。
山下さん:
サラサーティは種類が豊富なので、ご自身のライフスタイルやからだの状態に合わせて、使い分けていただくことをおすすめしています。

生理前:「サラサーティコットン100ワイド&ロング」「サラサーティコットン100 ワイド&ロング 吸水プラス」は、おりものの量が増える時期にも安心の大きめタイプ。
生理後・デイリー使いに:「サラサーティコットン100」は、おりものの量が落ち着いてきた頃に使いやすく、肌あたりもやさしいタイプ。かぶれやすいデリケートなあなたを労る毎日のおりものケアにもおすすめ
忙しい日:「サラサーティコットン100 2枚重ね」は、1枚目をサッとめくるだけで清潔をキープでき、手ぶらでもトイレで取り替えが簡単。
さらさら感が長時間続く、「サラサーティ SARA・LI・E(さらりえ)」もぴったり。
おりものの状態は、1ヵ月の中でも日によって変化します。量の多さやベタつきに悩む日もあるかもしれませんが、そんな日々を少しでも快適に過ごすために、その日の気分や体調に合ったアイテムを、使い分けてみてください。
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