企業の働き方を変える『ユーザックシステム』
社員の思いをカタチにする働き方改革
～働くママの声でスタートした「時間有給制」～

ユーザックシステム株式会社

2023.03.17　10:01

　ユーザックシステム株式会社は、アプリケーションソフトの開発やIT関連サービスの提供を行っています。1971年の創業当時からオフィスの業務改善を支援する商品を販売し、時代に先駆けて「働き方改革」に貢献してきました。
　当社は、社内の働き方改革にも積極的に取り組んでいます。その中で、働くママの声を受けて導入したのが「時間有給制度」です。2017年、出産・育児と仕事の両立に悩みを抱える女性社員をサポートするために始まりました。制度の導入から約6年が経った今、お子さんが生まれても働き続ける女性社員が増えています。今後も、社員の声に耳を傾け、働きやすい職場づくりへの取り組みを積極的に行ってまいります。

【働くお母さんを支える「時間有給制」】

　今、結婚や出産でライフステージが変わっても仕事を続けられる職場環境が求められています。当社は、有休を１時間単位で取得することができる「時間有給制」を２０１７年から導入しています。上限は年間４０時間まで。現在、毎月２０件ほど取得されています。お子さんが体調を崩し、病院に連れていく時などに利用する“ママ社員”に多く利用されています。
他にも、 1 時間早く仕事を切り上げ、趣味の時間として活用できるため、プライベートが充実し、モチベーションのアップにつながっているという声もあります。

【導入のきっかけはママ社員の声】

　当社でシステムエンジニアとして勤務する田口は、現在11歳と8歳のお子さんを持つ2児の母です。6年前、彼女の「育児と両立して仕事を続けたい」との思いに応え、制度がスタートしました。

田口奈緒美（たぐち・なおみ）
2003年入社システムエンジニア（オリジナルソフト事業部）
東京本社勤務 11歳と8歳の2児の母

〇声を上げた理由

当時、私は下の子が3歳になるまで時短勤務をしていました。時短勤務は子どもが3歳までなので、フルタイムで復帰したら育児と両立できるのか、自信が持てませんでした。子どもにアレルギーがあり、食べ物について保育園と毎月打ち合わせを行っていた事や、小さいうちはよく熱を出し、病院へ行く事が多かった、などが主な理由です。

その度に半日や一日休むと、「有給を使い果たしたらどうなってしまうのか」と不安だったのです。また、子どものことが理由で頻繁に半日や一日単位で休むと、一緒に働く仲間に負担をかけてしまうことも心配で、私が両立したいと思いながら働き続けることで同僚に迷惑をかけるんじゃないか？という不安もありました。上司に「働き続けたいが、育児と両立する方法はないか」と相談しました。会社はすぐに動いてくれ、約5か月後には時間有給制がスタート。時短勤務の期間が終了するまでに制度が始まり、安心して職場復帰することができました。

〇制度を利用して

　半日や一日という単位で休みを取らずにすむので、子どもの調子が悪そうなときは、早めに病院に連れて行くことが気軽にできるようになりました。今、子どもは小学生になりましたが、小学校では平日昼間の授業参観や面談、PTAの役員会などがあります。

そんな時でも、1時間だけ休みを取り、また仕事に戻るという事ができます。子ども関連で有給の全てが消えてしまうのではなく、自分のために休みを取れるようになり、心に余裕が生まれました。

【今後の展望】

　当社では現在、仕事と育児の両立を支援する取り組みを実施していると厚生労働省が認定した企業に与えられる“くるみんマーク”の取得に向けた取り組みを進めています。今後も社内の働き方改革を推進し、誰もが働き続けられる会社づくりを目指してまいります。

【会社概要】

〜弊社ではマスコミの方の取材お申し込みを随時受け付けております〜

名称：ユーザックシステム株式会社
所在地：東京都中央区日本橋箱崎町4-3 国際箱崎ビル 4F
設立：1971年（昭和 46 年） 7 月 1 日
代表者：代表取締役社長小ノ島尚博
事業内容：RPA関連のパッケージ開発、販売、サポート物流、帳票、EDI関連の業務改善ソリューションの開発、販売、サポート、モバイルデバイス用アプリの開発、サービス提供、AR（拡張現実）を利用したアプリの開発、サービス提供
URL：https://www.usknet.com/company/outline/

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情報提供元:ユーザックシステム株式会社

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