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【開催レポート】〜生理痛に悩む子どもに対して、保護者として何ができるかを考える〜ロキソニン®️×品川女子学院「みんなの生理痛プロジェクト for TEEN」セミナー・ワークショップ
第一三共ヘルスケア株式会社
2024.09.05 11:57
8月25日(日)品川女子学院で、第一三共ヘルスケア株式会社(本社:東京都中央区)の解熱鎮痛薬ブランド「ロキソニン®」(OTC医薬品)による、初の中高生保護者向けセミナー・ワークショップ「みんなの生理痛プロジェクト for TEEN」が開催されました。
同イベントの目的は、生理・生理痛に悩む子どもの実情を理解すること、また生理・生理痛の原因や症状、つらさには個人差があること、適切な対処の大切さを知り、子どもやご自身、身近な人に対して何ができるか考えるきっかけづくりです。
当日は、産婦人科医・高尾美穂先生から生理・生理痛のメカニズムや生理痛の対処法などを教えていただいた後、品川女子学院の有志生徒団体CLAIR.(クレア)の皆さんの進行のもと、子どもが生理・生理痛で困っていたら保護者として何ができるかを考えるワークショップを実施しました。
【INDEX】
●「みんなの生理痛プロジェクト」とは
●品川女子学院の有志生徒団体CLAIR.(クレア)とは
●生理・生理痛のメカニズムや対処法を学ぶセミナー
●子どもが生理・生理痛で困っていたら、保護者として何ができるかを考えるワークショップ
●「みんなの生理痛プロジェクト for TEEN」を終えて
「みんなの生理痛プロジェクト」とは
2023年3月、つらい生理痛に速くよく効く「ロキソニンSプレミアムファイン」の発売に合わせて始動した「みんなの生理痛プロジェクト」。
「生理痛と正しく向き合える社会へ」をコンセプトに、石原さとみさんを起用したブランドメッセージ広告をはじめとして、性別を問わず一人でも多くの方に生理痛と正しく向き合っていただくための活動に取り組んでいます。
品川女子学院の有志生徒団体CLAIR.(クレア)とは
2021年に、品川女子学院の起業体験プログラムを契機に、生理にまつわる正しい知識を学生目線で啓発することを目的として発足した有志による活動団体です。現在、「生理期間を生きやすく」をテーマに、他校へ訪問して生理時の女性の体調や心理面を解説したり、生理用品の使い方を説明をしています。
生理・生理痛のメカニズムや対処法を学ぶセミナー
まず最初に、ロキソニンのブランド担当者がセミナー・ワークショップの趣旨を説明。その後、同校の生徒に実施した事前アンケートの結果をもとに、生理痛に関する生徒の実情をクイズ形式で学びました。
続いて、産婦人科医・高尾美穂先生が生理・生理痛のメカニズムや、月経困難症の症状、生理痛の対処法について講義を行いました。
対処法に関しては、事前に寄せられた「市販の鎮痛薬」や「婦人科受診」の質問について解説いただき、自分に合う対処法を見つけることの大切さを学びました。
また、月経前症候群(PMS)や生理痛が原因で、学校生活や友達との楽しい時間に影響が出てしまう子どもも少なくない実情にも触れ、子どもにとって身近な存在である保護者が生理・生理痛の正しい知識を身につけ、悩んでいる子どもをサポートすることの重要性を説明しました。
保護者は熱心に先生の話に耳を傾け、時折頷きながらセミナーに参加し、経血量が多い場合の対処法や鎮痛薬を飲むタイミングについてなど、質疑応答も盛んに行われました。
最後に、高尾先生から「生理にまつわる体調不良によって、自分らしい生活を送ることが難しくなっている状況であれば、ご自身に合った対処法を探してみていただきたいと思います。そして、今日のように世代を超えて『生理』というテーマに向き合う機会が少しずつ増えていくことで、社会全体で生理・生理痛の理解が深まっていくことを願っています」とのメッセージが寄せられました。
子どもが生理・生理痛で困っていたら、
保護者として何ができるかを考えるワークショップ
進行役を務めたのは、 生理にまつわる正しい知識を学生目線で啓発することを目的として発足した、品川女子学院生徒の有志による活動団体CLAIR.(クレア) 。
「子どもが家で生理痛がつらそうにしていたら、何ができるでしょうか?」とのテーマについて、保護者同士でグループに分かれてディスカッションを行い、「大丈夫?との声かけとともに、ココアや白湯などの温かい飲み物を勧める 」「部屋を冷やしすぎないなど、家の中の環境を整える」といった具体的なアクションにつながる意見が多くあがりました。
最後に、生徒の事前アンケートで寄せられた「生理・生理痛で困った時に家族に取ってほしくない対応」が共有され、「そのくらい我慢してと言われる」等の『理解の欠如』や「生理に関して大声で話す」等の『プライバシーへの配慮不足』に加えて、『心配してもらえない/過剰に気にされる』という相反することを嫌だと感じる声が紹介されました。すべての人に当てはまる正解は無いからこそ、正しい知識を身に着けた上で、相手を尊重し、丁寧にコミュニケーションを図ることの大切さを学びました。
参加した保護者からは、
・知識のアップデートはもちろん、もしかすると生理に関する不調に気付いてあげられていなかったかもしれないと気づきを得る貴重な機会となった。
・痛みを我慢する必要がないということ、一人一人望む対応が違うことを理解した上で、コミュニケーションをとっていきたいと思った。
・娘が生理痛の時に、過干渉になっていたかもしれない。
などの声が寄せられ、生理痛に悩む子どもとの向き合い方について、改めて考える機会となった様子でした。
「みんなの生理痛プロジェクト for TEEN」を終えて
■セミナー・ワークショップに参加した保護者 コメント
子どもの生理に対する接し方について悩むこともあったが、他の家庭の目線を知ることができたり、どう接して欲しいかというアンケート結果を知り、改めて子どもとの向き合い方を考えるいい機会になりました。中高生が抱えている問題を発信していこうというクレアの皆さんの眼差しを見て、私たち保護者も支えていかなければという気持ちになりました。また、私たちの世代は我慢するのが当たり前でしたが、今は自分でコンディションを良くするために薬を飲むなどの選択肢を持つことが大事という高尾先生のお話が、生理に対して世の中が前向きになっていくためのヒントだと感じました。
■品川女子学院 有志生徒団体CLAIR.(クレア)守谷百々花さん コメント
この場に来てくださった理由や実際に困っていることをみなさんから聞き、真剣な姿勢で参加いただいていると強く感じました。オープンにできない話題だからこそ、ご家庭内で子どもの生理と、どのような姿勢で向き合っていくかを考える機会をつくることが大切だと思っています。今後も「生理期間を生きやすく」をテーマに活動を続け、相手を思いやる他者理解・尊重の考えを社会に広げることを目指します。
■ロキソニン解熱鎮痛薬シリーズ ブランドマネジャー 土合桃子 コメント
保護者の皆さんが講義や話し合いに積極的に参加されている様子から、生理や生理痛に悩むお子さんとの向き合い方について考えるきっかけに繋げられたと感じ、とても嬉しく思いました。これからも、生理痛について正しく知り、考える機会を提供することで、生理痛への理解と思いやりのある社会の実現を目指します。
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