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企業が抱える女性特有の健康問題への対策をサポート。シンクヘルスクリニックが 法人向けオンライン診療サービスを開始。
一般社団法人健幸会 シンクヘルスクリニック
2025.06.04 10:00
一般社団法人健幸会(代表理事 院長 岩佐美穂)は、健康経営でニーズの高い女性特有の健康問題への対策として、シンクヘルスクリニックによるオンライン診療の法人向けサービスを開始しました。
女性特有の健康問題と対策への課題
近年「健康経営」への関心が高まる中、女性特有の健康問題への対応は企業にとって喫緊の課題です。
経済産業省の発表によると、女性特有の月経随伴症状(※)による労働損失は4,911億円にのぼると試算されており、更年期などを含めればさらに大きいと想定されます。
(※)月経随伴症状とは月経に伴う諸症状のことで、月経困難症、月経前症候群(PMS)、月経前不快気分障害(PMDD)などがあります。
また、当事者である女性従業員からは「月経関連の症状や疾病」が最も大きな悩みとして挙げられており、日本産婦人科学会によると、月経のある女性の50~80%が何らかの月経困難症状を経験しています。こうした問題は同僚や上司に相談しにくく、結果として医療機関への受診が遅れるケースも多く見られます。
さらに、女性部下をもつ管理職(特に男性管理職)からも、「適切な対応が分からない」という不安の声があがっており、産業医や婦人科医など専門家への相談窓口が強く要望されています*¹。
*¹経済産業省 健康経営における女性の健康の取り組みについて
そこで当院は、企業・女性従業員・女性従業員を部下に持つ管理職が求める「専門家による女性の健康相談窓口」として、法人向けオンライン診療サービスの提供を開始しました。
当院と企業が法人契約を結び、企業はオンライン診療を福利厚生の一つとして従業員へ提供するサービスです。
・忙しくて病院に行けない
・自身の健康問題をどこに相談すればよいかわからない
という悩みに対し、オンライン診療の活用により自宅や職場などから都合のよい時間に診察を受けることができるため、通院のために仕事を休む心理的負担が軽減できます。
オンライン診療を福利厚生として導入するメリット
健康経営の福利厚生としてオンライン診療を導入した場合、以下のようなメリットがあげられます。
【企業側のメリット】
・女性従業員の生産性向上が期待できる
・女性従業員の健康への意識改革を促せる
・女性特有の健康問題対策へのニーズを満たし、離職率の低下が期待できる
・就活生が企業に求める「健康に配慮している」「福利厚生が充実している」要素を提供し、次世代の人材確保につながる
【女性従業員側のメリット】
・月経痛や月経前症候群、更年期症状によるパフォーマンス低下を防げる
・医師やカウンセラーへの相談窓口があることの安心感が得られる
・ヘルスリテラシーの向上によって良好な健康状態の維持が期待できる
・医療機関受診に伴う時間的・心理的負担が軽減できる
【女性の部下をもつ管理職へのメリット】
・女性特有の困りごとに対し、的確な対処ができる窓口があることへの安心感が得られる
・女性従業員のパフォーマンス向上により組織運営の円滑化がはかれる
女性の健康課題に幅広く対応する診療内容
働く女性に多い悩みに対応した診療内容をオンラインで提供しています。また、医師や心理士が、仕事との両立を支える医療・カウンセリングも提供しています。
【当院で対応している診療内容】
※症状や内容によって、保険適用となるもの・自費診療となるものがあります。初回カウンセリングは 一部無料のメニューもございます。
料金
保険診療で3割負担の場合は以下が料金の目安です。
【料金】保険診療:自己負担+システム料1,000円(税込)/自由診療:診療無料
【送料】保険:院内発送 550円・薬局FAX 110円・宅薬便 0円/自由:院内 0円
一方、避妊目的、月経日移動などのピル診療は自由診療となります。
低用量ピル診療
診察料 無料
送料 550円
低用量ピル料金 3か月 :税込2,750円/月~
6か月 :税込2,613円/月~
12か月:税込2,475円/月~
さらに、「医師・心理士カウンセリング」の料金は以下の通りです。
医師相談 税込3,300円/15分
心理士相談 税込1,650円/15分 ※初回15分無料
またオンライン診療を福利厚生の一つとする場合、従業員の負担額を企業が補助できる場合もあります。
自由診療は金銭的な負担が大きいイメージが強く、受診に踏み込めない方も多くいるため、補助があると受診のハードルが下がり、従業員も自身の健康と向き合うきっかけができます。
健康維持による生産性向上を目指すオンラインサービスを提供
当院は、オンラインサービスを利用した女性従業員の方が、自身の健康に向き合い良好な健康状態を維持することで、生産性の向上が期待できると考えています。
なぜなら、適切なタイミングで医療につながるヘルスリテラシーを持つ方は、仕事のパフォーマンスも高いことがわかっており*²、生産性を上げる要因になるからです。
*²日本医療政策機構 「働く女性の健康増進に関する調査」(2018)
オンラインサービスは医療につながる適切なタイミングを逃してしまう方にとって、医療にアクセスするハードルを下げ、女性特有の健康に向き合うきっかけとなります。
働くすべての女性が健康問題を一人で抱えることなくいきいきと仕事に精を出せるよう、また組織運営が円滑に進み企業の成長につながるよう、私たちがオンライン診療を通してサポートします。
シンクヘルスクリニックについて
法人名 一般社団法人健幸会
サービス名称 シンクヘルスクリニック
所在地 〒101-0032東京都千代田区岩本町1丁目8-3 松井ビル2階
TEL 050-1781-6611
お問い合わせ service@kenkou-kai.org
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