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10⽉19⽇「国際⽣理の⽇」に合わせて、⽣理痛と向き合う“はじめの⼀歩”を踏み出す「FIRST STEP ACTION」を始動

第一三共ヘルスケア株式会社

2023.10.26 19:15

ロキソニン®×fermata×埼⽟県⽴⼤宮南⾼等学校
⾼校教員向けセミナー・ワークショップを開催
〜⾼校1年⽣が取り組む「⽣理痛について“学び・考える授業”」に向けて〜
全国調査の結果、⽣理痛経験のある⾼校⽣の約7割が「⽣理痛が学校⽣活に⽀障をきたした時に、我慢したことがある」と回答

 第⼀三共ヘルスケア株式会社(本社:東京都中央区)の解熱鎮痛薬ブランド「ロキソニン®」(OTC医薬品)はこの度、2023年3⽉に始動した「みんなの⽣理痛プロジェクト」の取り組みとして、10⽉19⽇「国際⽣理の⽇」に合わせて、「FIRST STEP ACTION」を新たに開始します。
 第1弾の取り組みとして、⽣理痛の対処法のひとつである鎮痛薬※1が服⽤できる年齢となる⾼校1年⽣を対象に、「⽣理痛について“学び・考える授業”」の実施を決定しました。12⽉の授業実施に向けて、学校⽣活で⽇々⽣徒と向き合っている教員が⽣理・⽣理痛について改めて学び、⽣徒が取り組みやすくなるアイデアを出し合うため、10⽉18⽇(⽔)に「みんなの⽣理痛プロジェクト」⾼校教員向けセミナー・ワークショップを開催しました。
※1市販の鎮痛薬のうち、服⽤年齢が15歳以上である⾮ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)の成分を配合したもの。

「みんなの⽣理痛プロジェクト」とは

 2023年3⽉、⽣理痛のメカニズムに着⽬した新製品「ロキソニンSプレミアムファイン」の発売に合わせて始動した「みんなの⽣理痛プロジェクト」(https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/site_loxonin-s/special/project/)は、「⽣理痛と正しく向き合える社会へ」をコンセプトに、⽯原さとみさんを起⽤したブランドメッセージ広告をはじめとして、性別を問わずより多くの⽅に⽣理痛に正しく向き合っていただくための活動とともに情報を発信しています。

「FIRST STEP ACTION」とは

 「みんなの⽣理痛プロジェクト」のさまざまな活動を通して、⽣理・⽣理痛で悩んでいる⽅から「症状の有無や性別にかかわらず、⽣理痛の理解が広まってほしい」「⾃分に合った対処法を知ることの⼤切さを若い世代に知ってほしい」との声をいただきました。痛みに悩む当事者の⼥性だけでなく、今まで⽣理痛について考えたことがなかった⼈も含めてみんなで⽣理・⽣理痛と向き合う「はじめの⼀歩」を提供したいと考え、「FIRST STEPACTION」を新たに始動します。第1弾として、⾼校1年⽣を対象に「⽣理痛について“学び・考える授業”」を本年12⽉に実施するほか、今後いくつかのライフステージを⽣理痛理解の「FIRST STEP」と捉え、第2弾、第3弾と取り組んでいく予定です。

⾼校⽣全国調査実施の背景

 「みんなの⽣理痛プロジェクト」では、⽣理痛の対処法のひとつである鎮痛薬※1が服⽤できる年齢となる⾼校1年⽣のタイミングで、当事者の⽅もそうでない⽅も、⽣理痛と向き合うはじめの⼀歩を踏み出してほしいという想いのもと、「⽣理痛について“学び・考える授業”」を計画しました。実施にあたり、⾼校⽣の⽣理・⽣理痛の実態を知るため、全国の⾼校⽣を対象に「⽣理・⽣理痛に関するアンケート調査※2」を実施しました。
※1市販の鎮痛薬のうち、服⽤年齢が15歳以上である⾮ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)の成分を配合したもの。

※2調査期間:2023年10⽉調査委託先:株式会社ジャストシステム(Fastask)調査⽅法:インターネット調査調査対象:15〜18歳の⾼校⽣男⼥、各200名

 調査の結果、⽣理痛経験のある⾼校⽣の7割弱が「⽣理痛が学校⽣活に⽀障をきたしたことがある」と回答し[グラフ1] 、そのうち、96.7%がその症状を「我慢をしたことがある」と回答しました[グラフ2]。また、学校内で⽣理や⽣理痛に関して困った時、担任の先⽣や保健室の先⽣など、⼤⼈の誰かに相談しやすい環境だと思うかという質問に対し、「あまりそう思わない」「そう思わない」との回答は合わせて約5割にのぼりました[グラフ3]。⽣理痛に関して、誰かに相談したことがあるか聞いたところ、保健の先⽣に相談したことがある⾼校⽣は約1割、学校の先⽣への相談は1割未満にとどまりました[グラフ4]。

【グラフ1】

【グラフ2】

【グラフ3】

【グラフ4】

 さらに、学校内で⽣理に困った時、担任や保健の先⽣にどういう対応をしてほしいか聞いたところ、「学校を休んでも⽋席にならないようにしてほしい」「男性の先⽣も⽣理についてしっかり理解してほしい」などの要望が出ました。⽣理に関して疑問に思っていること、知りたいこととして、⽣理がある⼥⼦⽣徒からは「⽣理痛を和らげる⽅法」「婦⼈科を受診するタイミング」を知りたいなどの声が上がり、⼀⽅、⽣理を経験していない男⼦⽣徒からは、「⽣理の時の接し⽅」や、そもそも「なぜ⽣理が起きるのか?」などの疑問が上がりました。[図1]

【図1】⽣理や⽣理痛について、疑問に思っていること、知りたいことを具体的に教えてください。

本調査を通じて、⽣理痛を経験している⾼校⽣の多くが、⽣理痛が学校⽣活に⽀障をきたしながらも我慢している実態や、⽣理や⽣理痛に関して困ったことがあっても学校には相談しづらい実状が明らかになりました。さらに、学校に対して、相談しやすい環境整備や⽣理痛を理由に休むことへの理解を求める声とともに⽣理・⽣理痛について学ぶ機会があれば参加したいとの声が多かったことから、ロキソニンとして、「みんなの⽣理痛プロジェクト」を通じて⽣徒と教員のそれぞれが学び、考える機会を設けたいと考えました。

10⽉18⽇(⽔)に「みんなの⽣理痛プロジェクト」⾼校教員向けセミナー・ワークショップを開催

 ⾼校⽣全国調査の結果を受け、⽣理痛の対処啓発と理解促進を⽬的に、第⼀三共ヘルスケアのロキソニン®(OTC医薬品)と⼥性のウェルネス課題の解決・⽀援事業を⾏うfermata株式会社、埼⽟県⽴⼤宮南⾼等学校の三者がタッグを組み、本年12⽉に同⾼校の1年⽣男⼥を対象とした「⽣理痛について“学び・考える授業”」を実施することが決定しました。

 授業実施に向けて、10⽉18⽇(⽔)に、学校⽣活の中で⽇々⽣徒と向き合っている教員が⽣理・⽣理痛について改めて学び、⽣徒が取り組みやすくなるアイデアを出し合うためのセミナー・ワークショップを開催。同⾼校の1年⽣の担任や養護教諭など、計9名の教員が参加しました。
 まず最初に、⽣理や痛みと聞いてどういう感情や考えが思い浮かぶか、イメージを話し合いました。男性教員からは「よく分からない」「実感がわかない」「気をつかう」、⼥性教員からは「痛い」「つらい」「めんどくさい」などの声が上がり、⼈それぞれ思い浮かべるイメージが違うことを全員で共有しました。
 続いて、産婦⼈科医・⾼尾美穂先⽣が⽣理・⽣理痛のメカニズムや対処法、⾼校⽣の⽣理痛の対処実態について講義を⾏いました。教員たちは熱⼼に⽿を傾けてメモをとっていたほか、⽣理痛が原因で婦⼈科を受診する⾼校⽣の実態についてなど、質疑応答も盛んに⾏われました。
 さらに、全国調査の結果を振り返りながら、⽣理痛が学校⽣活に悪影響を与えたことがあると回答した中で9割以上の⽣徒がその症状を我慢している実態や、⽣理・⽣理痛で困ったときに学校の先⽣に取られたい・取られたくない対応に関する意⾒、⽣徒が疑問に思っていることを踏まえて、教員や学校として何ができるかをグループごとに考えて発表しました。「⽣理痛には個⼈差があることを理解・周知する」「⽣理を理由に(授業や部活を)休むことを認める」「校内に休める場所や相談できる場所を設ける」「婦⼈科を紹介できるよう準備する」などが挙がる中、「現在取り組んでいる、職業について調べる授業に加えて、将来のライフプランやキャリアプランを考える際に、⾝体のことを考慮する視点を持てるよう指導する」という考えに共感の声が集まりました。
 最後に、同⾼校の1年⽣男⼥に向けて授業を実施するにあたり、気をつける点や⼯夫すべき点を話し合い、ワークショップは終了しました。痛みに悩む⽣徒が我慢しないよう、みんなでできることを考える機会にするために、「⽣理⾮経験者にも伝わりやすいよう、ケーススタディの形式をとる」といった意⾒が出ました。
 参加した教員からは「⾃分が男性ということもあり、⽣徒に気をつかわせるなど⾒えない壁があったが、知識が広まれば徐々になくなっていくのでは」「男性を含めた教員同⼠で⽣理について話す機会は初めての経験。認識の差の⼤きさを感じた」「⽇常⽣活でやりたいことができない程度の⽣理痛は婦⼈科を受診すれば病名がつく、ということを知ってハッとした。⽣徒の⽀援に⽣かしたい」 などのコメントが寄せられ、12⽉の「⽣理痛について“学び、考える授業”」実施に向けて、新たな気づきがあった様⼦でした。

「みんなの⽣理痛プロジェクト」⾼校教員向けセミナー・ワークショップ開催概要

◇名称::「みんなの⽣理痛プロジェクト」⾼校教員向けセミナー・ワークショップ
◇⽇時:2023年10⽉18⽇(⽔)
◇場所:埼⽟県⽴⼤宮南⾼等学校(埼⽟県さいたま市⻄区植⽥⾕本793)
◇講師:産婦⼈科医⾼尾美穂先⽣
◇ワークショップ企画・実施:fermata株式会社
◇受講者:埼⽟県⽴⼤宮南⾼等学校⾼校1学年担当、養護教諭計9名
◇⽬的:痛みに悩む⽣徒が「我慢せずに⾃分にあった対処法を選択することの⼤切さ」を学ぶだけでなく、みんなで「痛みに悩む⼈に思いやりを持って接するために必要なこと」を考える機会を通して、⽣理痛と向き合うきっかけをつくること。
◇内容: ①アイスブレイク(⽣理・⽣理痛に関する教員の理解の実態を共有しあう)
     ②学ぶ(産婦⼈科医・⾼尾美穂先⽣による⽣理・⽣理痛の基礎知識セミナー、
        ⽣徒が実際に抱えている悩みを知る)
     ③考える(教員や学校ができることを考える)
     ④繋げる(授業実施に向けて必要な⼯夫を考える)

◇第1学年担当国語科教員井⼾洋⼦⽒コメント
社会問題に対して学校と企業が協⼒してアプローチできること、⽣徒の健康向上に向けて専⾨家を交えた授業づくりができることから、今回の授業実施を決めました。⽣徒が⾃分⾃⾝に向き合うことが、⾼校⽣活において⼤変重要だと思います。ぜひ12⽉の授業では、⽣徒が⾃分のことについて考え、さらに、他者を思いやる気持ちを育てられるよう、尽⼒したいと思います。

◇第1学年担当国語科教員井⼾洋⼦⽒コメント
社会問題に対して学校と企業が協⼒してアプローチできること、⽣徒の健康向上に向けて専⾨家を交えた授業づくりができることから、今回の授業実施を決めました。⽣徒が⾃分⾃⾝に向き合うことが、⾼校⽣活において⼤変重要だと思います。ぜひ12⽉の授業では、⽣徒が⾃分のことについて考え、さらに、他者を思いやる気持ちを育てられるよう、尽⼒したいと思います。

◇fermata株式会社カマーゴリア⽒本⼭未奈海⽒コメント
私たちfermataは、⼥性の健康課題にまつわる「タブーをワクワクに」変えるべく活動しており、今回はワークショップの企画・実施に携わらせていただきました。⾼校1年⽣のタイミングで、正しい知識や新たな情報に出会いたくても世の中にはたくさんの情報が溢れていて、⾃分で⾒つけ出すのがまだまだ難しい時期。本企画は、そんな世代の⼦どもたちと⽇々密接に関わりあう先⽣⽅と⽣徒の皆さんへ、新たな視点を提供するまたとない機会です。その⼀員にfermataを加えていただき光栄です。これからの展開が楽しみです!

◇ロキソニン内服薬シリーズブランドマネジャー⼟合桃⼦コメント
全国調査の結果から、痛みを我慢しながら学校⽣活を送っている⽅が多い実態が明らかとなり、⽣理の⽇でもいつもの⾃分らしい⽣活を送っていただくための選択肢のひとつとして市販の鎮痛薬があることを、正しい服⽤⽅法と婦⼈科受診の⼤切さとともに若い世代の⽅々にも発信していくことが必要だと改めて感じました。同時に、痛みに悩む⽅が我慢しなくてもよい社会に向けて、みんなが思いやりを持って接することの⼤切さを「FIRSTSTEP ACTION」を通じて、これからも発信していきます。

12⽉に「⽣理痛について学び、考える授業」を開催

 本ワークショップ・セミナーで議論した内容も踏まえて、12⽉に⼤宮南⾼等学校の1年⽣男⼥を対象とした「⽣理痛について“学び・考える授業”」を実施します。授業内容や⽣徒の声は「みんなの⽣理痛プロジェクト」サイト(https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/site_loxonin-s/special/project/)に掲載予定です。
 さらに、他の学校でも同様の取り組みができるよう、⽣徒と教員、それぞれが⽣理・⽣理痛について学び・考える授業を実施するためのツールも展開予定です。ぜひ、「みんなの⽣理痛プロジェクト」および「FIRSTSTEP ACTION」の今後の展開にご注⽬ください。

製品紹介 「ロキソニン®Sプレミアムファイン」について

つらい⽣理痛のメカニズムに着⽬した独⾃処⽅の鎮痛薬で、⽣理に伴うしめつけられるような下腹部の痛みや、⾎⾏不良・冷えに伴う腰痛、⽣理周期に伴う頭痛に速くよく効きます。

《製品特⻑》
•痛みをすばやく抑える鎮痛成分「ロキソプロフェンナトリウム⽔和物」と、つらい⽣理痛のメカニズムを考えた成分(シャクヤク乾燥エキス・ヘスペリジン)を配合。
痛みの原因と悪化要因を考えた独⾃の処⽅設計で⽣理に伴う痛みによく効きます。
•胃を守る成分※3を配合し、胃への負担を軽減します。
•眠くなる成分※4やカフェインを含まないので、仕事中やお休み前などタイミングを気にせず服⽤いただけます。
※3:メタケイ酸アルミン酸マグネシウム※4:鎮静成分等

◇分類:OTC医薬品(第1類医薬品)
◇効能・効果:
●⽉経痛(⽣理痛)・頭痛・⻭痛・抜⻭後の疼痛・咽喉痛・腰痛・関節痛・神経痛・筋⾁痛・肩こり痛・⽿痛・打撲痛・⾻折痛・ねんざ痛・外傷痛の鎮痛
●悪寒・発熱時の解熱

この医薬品は、薬剤師から説明を受け、「使⽤上の注意」をよく読んでお使いください。アレルギー体質の⽅は、必ずご相談ください。
「ロキソニン」は、第⼀三共株式会社の登録商標です。

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