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【現地レポート】「UNVEILーアンヴェイルー」青木さやかさんが語る「自分の体を知ること」 フェムテックをきっかけに考える、女性の健康と生き方

フェムテックプレス編集部

2026.05.21 10:23

2026年4月28日 フェムテックをテーマにしたイベント「UNVEILーアンヴェイルー」が開催されました。

 2026年4月28日 中目黒のROJU NAKAMEGUROで、フェムテックをテーマにしたイベント「UNVEILーアンヴェイルー」が開催されました。
 イベントは二部構成で行われ、第一部(主催:Design box K+)では、テレビ・舞台・執筆など幅広く活躍する青木さやかさんを迎えたスペシャルトークショーを実施。フェムテックを入り口に、自分らしく生きるヒントや女性のこれからの働き方、社会にある思い込みを超える考え方について、青木さんならではの視点で語られました。

青木さやかさん

 第二部(主催:株式会社And A)では、「フェムテック × 地方創生」をテーマに交流会を開催。当日は企業経営者をはじめ、営業、イベンター、ラジオパーソナリティなど、さまざまな立場の参加者が、女性が健康に暮らし、働き続けられる社会について考える場となりました。

UNVEIL会場 第二部の様子

芸能界での役割から、自分らしい生き方へ

青木さやかさん

 第一部のトークショーでは、青木さんが芸能界で求められてきた役割や、病気をきっかけに変化した人との向き合い方について語りました。

 2003年頃、「ちょっとどこ見てんのよ!」のフレーズで注目を集めた青木さん。当時は“怒るキャラクター”として、番組を盛り上げる役割を求められる場面も多かったといいます。その中で、自分自身が本当に何をしたいのか分からなくなっていた時期もあったそうです。
 現在は、無理に取り繕うのではなく、本当のことを話すことで自分自身が少し楽になり、人との関係にも変化が生まれていったといいます。

 また、青木さんは数年前に肺がんを経験。病気について公表したことで、同じように病気を経験した人や、青木さんの体験に励まされた人とのつながりも生まれたそうです。本当のことを話すことは勇気のいることですが、自分を少し楽にし、人との関係を変えるきっかけにもなったようです。

更年期という言葉さえ、口にしづらかった時代

左:司会進行の内田さん(株式会社And A) 右:青木さやかさん

 トークの後半では、フェムテックや女性の体との向き合い方へと話題が移りました。青木さんは、フェムテックについて「得意分野というわけではない」としながらも、自身の経験や若い世代の変化を交えながら、率直な思いを語りました。
 青木さんは、今の若い世代は、友人同士で情報交換をしたり、自分の体に合うものを選んだりする感覚が、少しずつ身近になっていると感じているようです。

 一方で、男性の前で生理や体の不調について話すことには、まだどこかためらいがあるとも語りました。ただ、それは男性側が受け入れないというよりも、自分自身の中にある固定観念なのかもしれない、と青木さんはいいます。女性の体に関することを、女性だけのものとして閉じ込めるのではなく、自分の大切な人のこととして想像すること。その姿勢が、理解を広げる一歩になるのかもしれません。

 さらに青木さんは、芸能界で見てきた女性たちの体調不良についても触れました。30代後半から40代にかけて体調を崩す人がいたこと、当時は「更年期」という言葉さえ口にしづらい雰囲気があったことを振り返ります。

自分の体を知ること

左:司会進行の内田さん(株式会社And A) 右:青木さやかさん

 こうした経験を踏まえ、青木さんは、自分の体を知ることの大切さを語りました。女性の体は、年齢とともに大きく変化していきます。生理、妊娠・出産、更年期、その後の人生。それぞれの時期に起こる変化を、自分だけで抱え込むのではなく、専門家や信頼できる人と一緒に見ていくことができれば、もっと楽になるのではないかと話しました。

 体の不調は、原因が分からないまま不安になることもあります。だからこそ、自分の体を知り、変化に気づき、必要なときには相談することが大切です。青木さんは、自分の体の“取扱説明書”を作っていくような感覚で、自分自身を理解していくことの大切さを伝えていました。

 また、体だけでなく、自分の気持ちを知ることについても言及しました。かつては、テレビの現場でも人間関係でも、相手が喜ぶ役割を演じようとすることが多かった青木さん。しかし、それを続けていると、結局は自分自身がつらくなってしまうといいます。

 だからこそ、自分のためにコーヒーをいれる、自分が本当に好きなものを選ぶといった小さな行動が大切だと語りました。女性は家庭や仕事、人間関係の中で、自分よりも誰かを優先しがちです。けれども、自分の体や心の声を後回しにし続けることは、大きな負担になります。そうした小さな選択の積み重ねが、自分の体や心に目を向ける第一歩になるのかもしれません。

編集後記

 今回のトークショーで青木さんが語ったのは、芸能界で求められた役割から、自分自身を知ることへと向かう歩みでした。前半では、芸能界での経験や病気をきっかけに、自分の生き方を見つめ直してきたことが語られました。そして後半では、その経験を踏まえながら、女性の体の変化やフェムテック、自分自身を大切にすることへと話が広がっていきました。  

 自分の体を知ること。自分の気持ちを知ること。そして、必要なときには誰かの力を借りること。青木さんの言葉は、フェムテックを特別なものとしてではなく、日々の暮らしの中で自分を大切にするための視点として捉えるきっかけを与えてくれました。

「UNVEILーアンヴェイルー」第二部の現地レポートは近日公開です。

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