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【フェムテックプレス編集部】
2024年3月のフェムテック・フェムケアに関する
プレスリリースを集計・業界動向を調査

フェムテックプレス編集部

2024.05.08 12:28

2024年3月のフェムテック・フェムケアの掲載数は286本で、先月より145本増加。
登録キーワードは「国際女性デー」「ヘルスケア」「生理」「女性活躍」「健康経営」、カテゴリ別月間掲載数は、「イベント」「経営情報」「アイテム」「サービス」が目立ちました。

フェムテック専門のプレスリリース&企業情報サイト「フェムテックプレス」では、2024年3月に掲載したフェムテック・フェムケアについてのプレスリリースを集計。掲載総数やカテゴリ掲載数、注目キーワード、アクセス数ランキングを中心に、国内の参入企業の現状や動向について調査結果をまとめました。

■集計概要
プレスリリース配信サービス5社から、フェムテック・フェムケアに関するプレスリリースを選択し掲載。掲載プレスリリース数を集計。
集計期間:3月1日~3月31日
掲載プレス元:PR TIMES/@Press/バリュープレス/共同通信PRwire/ドリームニュース/Femtech Press(フェムテックプレス)への直接掲載依頼分

フェムテック・フェムケアの掲載数286本。先月より2倍強の145本増。

2024年3月に掲載したフェムテック・フェムケアに関連するプレスリリース数は286本。先月より145本増でした。3月1日~3月8日の「女性の健康週間」、3月8日の「国際女性デー」、「健康経営優良法人2024」などに関するリリースが配信されたためだと考えられます。

プレスリリースに紐づけされた「登録キーワード」から検証。
「国際女性デー」を中心に「ヘルスケア」「生理」「女性活躍」などのワードが上昇。

※1位フェムテック/femtech、2位フェムケアは除外しています。

キーワードの登録数をみると、「国際女性デー」が圧倒的に多く、88本のリリースで登録がありました。続いて「ヘルスケア」、「生理」が上位にあり、先月と同様に3月1日~8日の「女性の健康週間」、3月8日「国際女性デー」への情報発信が多かったため、関連する「ウェルビーイング」や「SDGs」といったワードも浮上したと考えられます。

プレスリリースに紐づけされた「カテゴリ」から検証。
先月と比べて「イベント」が約2倍の84本、「サービス」は約5倍の36本に大幅増。

2月と比較して、カテゴリのなかでは特に「イベント」のプレスリリース数が伸びました。
3月8日「国際女性デー」に賛同する企業によるイベントや限定アイテム発売といった関連情報が多く見受けられました。

プレスリリースの「アクセス数」から検証。
『吸水ショーツが臭い?!やめた?!そんな方におすすめの吸水ショーツ』記事がトップに。

【アクセスランキング】

■1位:アイテム
吸水ショーツが臭い?!やめた?!そんな方におすすめの吸水ショーツ
https://femtechpress.jp/11927/

■2位:アイテム
\女子芸大生がプロデュース/ 「“女の子の未来を守る”プロジェクト」が1月25日より 中西ゴム工業(株)とコラボで新商品の販売を開始!
https://femtechpress.jp/7758/

■3位:食品
『わたしプロローグ』 2024年1月25日発売
https://femtechpress.jp/15655/

■4位:サービス
服を着たまま、座るだけ。話題のフェムテック機器「高密度焦点式電磁チェア」で健康寿命に重要な“骨盤底筋群”を鍛えるサロン『MEBRACE.(ミーブレース)』が4月6日、表参道にOPEN
https://femtechpress.jp/9445/

■5位:経営情報
エディオン初のフェムテックコーナーにて「整 TOTONO」が販売スタート
https://femtechpress.jp/15026/

フェムテックプレス 3月を振り返って

3月は「国際女性デー」や「女性の健康週間」に関連したリリースが多く配信されました。
フェムテックプレスは、この3月に開催された「WEHealth 2024 sponsored by サラサーティ」のメディアパートナーとして参加しました。

3日間で来場者は過去最多約2,300人と、注目度の高いイベントとなった会場内には、おりものシート、PMS治療薬、更年期向け商品など、女性のヘルスケアに関わるブランドが29社出展。また、各日豪華なゲストも登場し、そのぶっちゃけ本音トークに観客の女性たちからの、共感と笑いで盛り上がりを見せていました。

主催者側より一部写真を流用

本イベントのキャッチコピー「わたしを“再発見”する3日間」で語るように、出展ブースごとにアンケートボードやワークショップ、展示パネルや体験ディスプレイなどがあり、楽しみながら自分の体を知る時間が生まれたイベントでした。
また、印象的だったのが「装飾」。イベントのデザインイメージをはじめ、ディスプレイ装飾がおしゃれで、どこを切り取っても映像やSNS映えするのも、フェムケアイベントならではなのかもしれません。

メインスポンサーであるサラサーティブースでは「おりもの」についての体験型展示が印象的でした。
「おりもの」なんて人に話せない、情報がない、どうやって知ればいいのか…などと思っていたら、身をもって体験できるスペースが!

「おりもの」のニオイの嗅ぎ比べ…。4種類のニオイサンプルが展示されていました。フタには「少しだけあけてください」の注意書き。正常なものから少しずつニオイがきつくなっていくのですが、本当にこんなニオイがするのか!とあまりのニオイに衝撃を受けました。
他にもニオイだけではなく、色やおりものの形状など、わかりやすく展示されており、自分もこんなものが出てきたら気をつけようと知るきっかけになりました。

「少しだけあけてください」はスタッフさんが当日の朝に「全開であけたら大変なことになる!」と急遽注意書きをつけてくれたそうです。

他にも各ブースでは、様々な体験やお話しを聞くことができました。
オンラインピル処方サービスの「smaluna」では、オンラインでの処方の方法、医師との相談の仕方などアプリの使い方を体験。
正直、今までオンラインでどうやって医師に相談していくのか、オンライン処方の仕組みがまったくわからなかったのですが、体験することによりオンライン処方の方法がクリアになっただけではなく、安心感へとつながりました。
できれば、オンライン処方の手軽さもそうですが、このオンライン処方の流れや手順などがもっと広まれば、きっと女性の選択肢が増えると感じました。

他にも「murmo(マーモ)」ブースでは模型を使った月経カップの挿入体験があり、私も試させてもらいました。月経カップが体内でどのような感じにおさまるのか、またブースの人と話しながら挿入のコツを直接教わることができるので、試してみたいけどちょっと不安、といった方にはおすすめの体験でした。

イベントを通して、どの企業さんも「女性の選択肢を増やしたい」「健康課題の解決の手助けになりたい」といった想いを本当に強く感じました。
今後も、一人でも多くの方々にフェムテック・フェムケアのイベントを知ってもらえるよう、イベント主催者様の情報発信源のお役に立てるよう、メディアパートナーとしてサポートしていきたいと思いました。

イベントのメディアパートナーとして「Femtech Press」が一緒に盛り上げます!

「Femtech Press」がメディアパートナーになると、開催前のイベント告知や主催者(運営企業様)インタビュー、出展社情報、プレスリリース記事全文配信、イベント取材からイベントレポートまで、様々なサポートを行います。

メディアパートナーにご関心やご興味がございましたら、ぜひ当サイトまでお気軽にお問い合わせください。

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